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ヘルペスの予防にバルトレックスは飲んでもいい?

考えている男性

ヘルペスは、一般的には性行為感染症と考えている方達が多い感染症ですが、多くの方が経験された水疱瘡もヘルペス感染症の一つであり、約8割程度の日本人が単純ヘルペスウイルス1型に感染していると言われています。
ヘルペスは、口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス1型や性器ヘルペスの原因となる2型、水痘・帯状疱疹ウイルスなど8種類のヘルペスウイルスに感染する事で発症するとされ、治療には5日分のバルトレックスなどの抗ウイルス剤が処方されています。
しかし、ヘルペスウイルスを覆うエンベロープは、宿主の神経節細胞などに由来する脂質2重膜であり、脊髄神経節や三叉神経節、仙髄神経節などの細胞と容易に融合する為、バルトレックスなどの抗ウイルス剤により症状が消失しても、ヘルペスウイルスは神経節の奥深くに寄生しています。
その為、一度ヘルペスウイルスに感染すると生涯ヘルペスウイルスを保有する事となり、体調不良や自律神経の乱れ、ストレス、疲労などにより抵抗力が低下すると何度でも再発します。
実際に治療を完了したヘルペス感染患者の約8割が、1年以内に再発しています。

ヘルペス感染患者に対しては、治療完了後も再発抑制治療として1日1回服用で8週間から1年程度バルトレックスを処方するケースがあり、再発抑制治療により体内のヘルペスウイルスの総量が3分の1に減少し、再発時にも症状が軽度で済むとされています。
又、バルトレックスの主成分であるバラシクロビルは、肝臓でアシクロビルに代謝され約40%から約50%が腎臓から排出され、約47%が便として排出されるので体内での蓄積も少なく副作用が少ないとされ安全性の高い医薬品とされています。